かさい まり作
ねずみのハリーとマットはお隣同士。 面倒見のいいハリーに、意地っ張りなマット。ある日、ハリーのおじさんがやって来てハリーを旅に誘う。それを聞いたマットは、ハリーが行ってしまう、本当は行って欲しくない、寂しいのに、その日から意地を張って逆のことばかり言葉にしてしまう。 とうとうお別れの日。本当にいいの?このままハリーが行っちゃってもいいの? きちんとお別れを言うためにハリーの家の前でずっと待つマット。翌朝、眠りこけてるマットを見て、ハリーはやっぱりマットを置いていけない、一人にしてなんて行けない。だって・・・大事な友だちだもん。 大事なことはきちんと言わなくちゃ。相手には伝わらないよ。 意地なんて張ったって、気持ちは伝わらない。子どもが怒られて、意地を張って我がまま言ってる時に「心と言葉がケンカしてるね。マットと一緒だね」って言うと、すっと黙る。 短いお話だけど、大事なことがギュッと詰まってる絵本。 ほうとうはちがうよ スポンサーサイト
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